みつわカイロプラクティック

整体やカイロプラクティックの選び方 見分けるポイントはこれ!

江戸川橋、早稲田、後楽園、護国寺、飯田橋、新宿区、音羽、関口、水道、小日向、目白台、椿山荘、早稲田大学、神楽坂、新目白通りのオフィスにお勤めで、腰痛、ぎっくり腰、坐骨神経痛、便秘、冷え性、足の痺れにお悩みの方、もしくは骨盤矯正をご希望の方はお気軽にお立ち寄りください

カイロ整体院の選び方

≪目的を明確にしましょう≫

・リラックスや癒しをウリにしているところ
・骨格の矯正をウリにしているところ
カイロプラクティックや整体は、この2種類に大きく分かれます。まずはどちらを探しているのかを確認して、それぞれの特徴を見比べてください。

@リラックスや癒しをウリにしているところ

  • 看板やHPに「モデルのリラックスした表情」の写真がある。
  • 「○○分〇〇円」と、時間に対して料金を設定している。
  • 「延長〇〇分で〇〇円」や、「ショートコース/ロングコース」という設定がある。
  • プランやコースが多い。
  • 施設内の内装は比較的オシャレであることが多い。
  • 照明が暗いか、間接照明など落ち着く雰囲気になっている。
  • スタッフの服装がラフな感じが多い。
  • A骨格の矯正をウリにしているところ

  • 看板やHPに「矯正をしているところ」の写真がある。
  • 時間ではなく、施術に対して料金を設定している。
  • 施術の延長や、延長料金がない。
  • プランやコースが多くない。
  • 施設内の内装は様々。病院っぽい雰囲気のあるところも比較的多い。
  • 照明が明るい。
  • スタッフの服装が白衣であることが多い。
  • ≪消去法で選ぶ 「避けた方が無難なところ」≫

  • 1、大きな駅の駅前近くにある
  • 「矯正系」のサロンで特に重要なのですが、立地が良いということは、「新規の人が多く来院する」ということですので、極端な話「リピーター」が少なくても経営的に成立します。ほとんど新規の人だけで成り立っているサロンを知っていますが、「一見さん」ばかりなので施術後の長期的な経過や変化を確認する経験が少ないために技術が向上していきません。 また、人が集まる大きな駅の近くは一般的に「テナント料が高い」です。それだけに来院者の「回転率」が重要になってくるため、「いかに手間をかけずに多くの人を施術するか」という発想になりがちになり、施術が雑になるなど、質の維持が困難になります。

  • 2、施術スタッフを一般から求人している
  • カイロや整体、リラクゼーションのサロンでは、その資格が法制化されていないために、知識や技術を学校で学んだことがない一般の方を雇用することが可能になっています。そうした方を雇用した場合、早く施術ができるようになって売上を出してもらわないといけませんので技術的な教育は行いますが、売上に直結しない医学や体に関する知識まで教えることは通常ありません。そのためこうしたスタッフを使うサロンでは「安全性」に問題がでることとなります。(※リラックス系で「肋骨を折られた」、矯正系で「捻挫させられた」などの被害が散見します)

    特に骨格の矯正となると解剖学の知識が最低限必要なはずなのですが、矯正に関しても知識がない一般の方を雇い、感覚だけで覚えさせるサロンもあるというのが現状です。また「スクール卒業者優遇」として求人している場合もありますが、言い換えれば一般の応募も可能ということになります。

    一方、「スタッフの質」を大切にする施術院では、同じ出身校の卒業生のみ採用したり、または自ら学校を作り教育をしたうえで採用するなどのリスク管理(素人が施術することでケガなどを与えるリスクを防ぐ)をしており、一般から募集することはありませんので、なるべくそうしたサロンを選ぶことをおすすめします。

  • 3、電気療法や健康機器を使用する
  • 例えば、60分の整体コースの内容が「20分ほど低周波など電気療法やヘルス機器を行う」+「40分ほどの施術」という場合があります。必ずしもではありませんが、こうした施術院は「回転率」を重視している可能性があります。

    もちろん経営的には大切な要素なのですが、通常こうした方法は「人件費削減」のために行われることが多く、それだけ施術の質が下がる傾向にあります。

  • 4、カイロプラクティックや整体で「保険が使えます」と説明する
  • 施術後の会計で、「ここは整骨院(接骨院)なのでカイロプラクティックに保険が使えますので、次回保険証を持ってきて下さい」と説明する場合があります。こうした所は、「看板には整骨院とは書いていない」ことや、「料金が相場より安い」などが特徴です。保険が使えるならラッキーと思うかもしれませんが、日本ではどんな医療機関であれカイロに保険は使えません。つまり「使える」と説明した時点で真っ当な所ではないと思ってください。

    カラクリはというと、「施術料金は○○円です」と言われたとしても、実はその金額が「保険を使った料金」と「保険を使ってない料金」の合計金額になっています。 例えば慢性の腰痛で受診すると、施術の流れとはしてはまず10〜15分程度の物理療法(電気など)やマッサージを行うことが多いのですが、この部分を保険適用にします。ところが整骨院では本来「急性の外傷(捻挫・打撲・骨折など)」しか保険適用で治療することはできませんので慢性の腰痛を「腰部捻挫」などと症状を偽装した内容で保険請求していることになります。

    次にカイロプラクティックの矯正を行うのですが、さきほどの通り矯正に保険は使えませんので、この部分を「自由診療」として保険の適用外で行っていることになります。 つまりこうした所は@矯正は自費診療となっているのに、保険適用と合計にした金額を施術料金とすることで、さも矯正に保険が使えるような虚偽の説明をしている、A慢性症状には保険が適応されないため、症状を偽装して不正請求している。という、かなり悪質なケースと言えます。

    こうした方法をとるのは「来院者を増やすのに都合がよい」「来院者からだけでなく保険からもお金を得ることができる」というメリットがあるためですが、こうした違法行為を行う施術院は他のトラブルに繋がりかねませんので避けるべきです。

  • 5、販売物が多い
  • 来院者に対して布団や健康食品、健康器具などの購入を勧誘する施術院も少なからずあります。常識の範囲内での勧誘であれば問題はありませんが、高額な商品を強引に買わされるという被害があることも知っておいてください。「私に限っては大丈夫」と思っても、なかなか治らない症状などで悩んでいたり、数人に囲まれて説得されたりすると判断が鈍ることがあるので注意が必要です。

    カイロプラクティックをはじめ、整体など民間療法の多くは国家資格ではありません。そのため全日制の学校を卒業した人ばかりではなく、数週間〜数ヶ月間ほどのセミナーを受けただけで開業する例や、代表者(院長など)以外は未経験から雇ったアルバイト(医学知識がない)であることも非常に多くあり、「質の差」はかなり大きい業界で、不適切な施術を受けてケガをしてしまうケースもあることを理解しておいてください。とは言え、これらを見分けるのも非常に難しい場合が多いのですが、「なるべく避けた方がリスクが少ない」と思えるこれらのサインを見逃さないようにしましょう。

    転勤や引越しにともなって遠くに移られる方から「転居先の近くで、いいカイロや整体院があれば紹介してください」との声をいただくことが多いのですが、私のおすすめするカイロや整体院がたまたま転居先の近くにあることも少ないため、その際にご説明している業界人だからこそ見えてくる「見分けるポイント」を書いてみました。 もしカイロや整体院をお探しでこのページにたどり着かれたのでしたら、これらが参考になれば幸いです。