江戸川橋、早稲田、後楽園、護国寺、飯田橋、新宿区、音羽、関口、水道、小日向、目白台、椿山荘、早稲田大学、神楽坂、新目白通りのオフィスにお勤めで、腰痛、ぎっくり腰、坐骨神経痛、便秘、冷え性、足の痺れにお悩みの方、もしくは骨盤矯正をご希望の方はお気軽にお立ち寄りください
-
私たちの体は常に「力」を受けています。床に立っただけでも足裏に体重分の力が加わりますし(→「床反力」で検索)、椅子に座れば骨盤や太ももに椅子からの弱くない反発力を受けます。他にもスポーツはもちろんですが、歩いているだけでも体の各部分に様々な力を受けますし、何かにぶつかったり、転んだりすることで力を受けることもしばしばあります。しかしそれらの力の多くは体をゆがめることはありません。ですので駆け足になっただけで足首がゆがんだり、満員電車に乗って体を押されただけで肩の高さが変わることもありません。そのように体は「力を加えても簡単に変化しない」状態になっています。
実はこの「変わりにくさ」こそがゆがみを矯正する場合にも大きな壁になります。それは体がゆがむ時もゆがみを矯正する時も「体の形を変化させること」という意味では同じであるためです。そのため矯正でズレた関節を一時的に正しい位置に動かしても、この「変わりにくさ」に付き合ってる限りは何をやっても一時的な変化で終わります。※ちなみに体のゆがみには矯正しても意味の無い、まるでダミーのような「見た目のゆがみ」もあって、からだ全体に変化を出すためには「ゆがみのせいで正しく機能していない部分」や「重心異常に関係するゆがみ」を矯正する必要があるため、そういう意味での「変える難しさ」もあります(→「カイロプラクティック整体の問題点」)。
そのため矯正で骨格を変えるためには「力で体が長期的にゆがむ場合」と同じ条件を利用して力を加える必要があります。 では力が体にゆがみを与える場合の一般的なパターンをみていきます。
@体に障害を与えるほど大きい力
例えば打撲や捻挫、骨折など。A構造上弱点になっている場所への力
急所などの「当たりどころ」が悪かった場合です。痛みがトラウマとして記憶に残りその部位を無意識にかばう姿勢になることもあります。@とAの複合でより強い変化を起こします。B一方向から長時間受ける力
前後や左右で非対称の力を長時間受けると、その力に抵抗しようと筋力のバランスが崩れるために骨格が影響を受けてゆがみます。重いカバンを常に決まった手で持っている場合などが含まれますが、他にも「姿勢が悪い状態で長時間受ける重力」も同じように体に対して前後左右で非対称な力となります。これらによって筋肉が慢性的に緊張した状態が続くと、筋力バランスに影響するだけでなく、循環障害から「硬くなる」ことによる弊害も発生します。例えばデスクワークなどで背中を丸めた「猫背」の状態では、背中の筋肉は倒れた体の重さを支えるために常に長さが伸びた状態で緊張(収縮)し硬くなりますが、これが長時間続くと(日常化すると)支えている筋肉が循環障害によって「単純にモノとして」硬くなるため、本来体を支える役目であるインナーマッスル等の筋肉を使うよりも、こうして硬くなった組織で体を支えた方がエネルギーを使わなくて済み「楽」になってしまいます。そのため、どんどん猫背がしやすくなり筋肉の疲労が限界になると痛みなどの症状があらわれることになります。
以上3つが体にゆがみを起こす力の主なところですが、これらの条件を利用すれば矯正の際も体を変えることができます。まず@の障害を与える程の大きな力は当然矯正には使えませんので除きますが、Aの構造上弱点というのが重要になります。例えば膝の関節をぶつけて膝がゆがんだ場合を考えてみます。人の体はぶつけたとしても簡単に長期的な変化を起こすことはありませんので、たまたま膝の中でも構造上弱い部分に構造上弱い方向から力が加わってゆがんだことになります。矯正ではその力を打ち消すような場所や角度で力を加えることになりますが、その場所や角度の範囲はぶつけた弱点よりも狭い限定した一点になります。それは積み木を想像していただくとわかりやすいと思いますが、整っているものを崩すときはある程度アバウトな力で崩せても、元通り正確に整える時には繊細な作業が求められるためです。一般的なカイロプラクティック整体では矯正のときに接触する面積が広く、力の強さや角度も経験に基づくものですが、みつわカイロプラクティックでは独自の検査によって力を加える一点を探して力の強さと角度と時間を確認しつつ矯正していきます。(→「ポイント矯正」)
またBのように長時間かけて起こった体の変化の場合、それを直すためにかかる時間も長時間になります。そのため施術のように限られた時間の中では変化も小さなものとなりますので、継続的な施術と同時に常日頃から筋力バランスを保つトレーニングを行っていただくことが重要となります。逆に突発的な原因でのゆがみに対しては限られた時間内でも比較的大きい変化が期待できるといえます。(→「みつわにできる事」)